お気楽台所日記

お気楽おばちゃんのお気楽料理&七転び八起き日記

うなぎの受難日です。

【画像準備中】
石麻呂に吾れもの申す 夏痩せに
  よしといふものぞ むなぎとり召せ



大伴家持の歌にもあるように、古くから日本人はうなぎを「夏の滋養の素」
として食べてきました。

江戸時代、学者であった平賀源内に、知り合いのうなぎ屋が
「最近商売があがったりで・・・源内先生、何か妙案はありませんか?」
と問うたところ。
「そうか、ならば良い方策をお授けして進ぜよう」
と言って「本日土用丑の日」と書いた看板をうなぎ屋に渡したそうです。
「これを店先に掲げて商売してごらんなさい、巧く行きます」
その日はちょうど、土用の丑の日
この看板を見て、町の人々は、今日はうなぎを食べる日なんだと思い
うなぎはどんどん売れたそうです。
そして、それをあちこちでマネをしたのが始まりと言われています。

源内先生は名コピーライターだったんですね。

さて、うなぎはビタミンAやB1などが豊富で夏バテに効くと
言う事は良く知られていますが、さらに、うなぎには
美肌にも良いコラーゲンも豊富です。
また、ビタミンEも豊富です、老化防止に一役かってくれますね。
お肌にも良いうなぎ・・・嬉しいですね

うなぎはビタミンCの多い野菜と一緒に食べましょう。
栄養のバランスが良くなります。
あっさりとした胡瓜の酢の物などが良いですね。

そして、血液をさらさらにしてくれるEPAやDHAも多く含みます。
夏は汗をかき、血液の濃度も濃くなってるので、血栓予防にも効果が
期待出来ますね。

と言う事で、今夜はうな丼を頂きましょう