今書き写している「徒然草」の中に
手のわろきひとの、はばからず、文書き散らすは
よし、見ぐるしとて、人に書かするは、うるさし。
というのが有りました。
自分は字が下手だという人が、気にせずに手紙を
たくさんまめに書くのは好ましいことだ。
字が下手だと言って、人に書いてもらうのは
嫌ですね。
と、兼好法師さんはおっしゃっています。
苦手だと思う事も、どんどんやってみると
そのうち手も上がって、自分の身について来る
ものなのでしょう。
そういえば、ニュースで、来年の年賀状が郵便局へ
届いたと言ってましたが、電子メールが普及したおかげ
で、年々枚数が減っているそうです。
今年は、手書きの絵手紙でも描いてみようかな?