避難生活も長期間
久しぶりの更新となりました。
地震と津波、そして原発の事故と、あの日から、胸のざわつきが未だに収まらないほのこです。
被災地の友人知人は、幸いにもみな無事でした。
良かったと涙が出ました。どうぞ、体に気を付けて、疲れを出していませんか?
はやく被災地に春が訪れますようにと祈ります。
さて、ちょっと前でしたが、栄養士会のメンバーが、被災地を訪れて、避難所の食事を
調査したとのニュースが流れました。
長期の避難所生活、被災直後の糖質と水分の補給で生命維持の時期はとっくににすぎて
ご飯が炊ける(自衛隊の皆さんの炊き出しがあるようです)環境では「おかず」が
必要になってきます。
タンパク質やビタミンミネラル(野菜類、海藻類)が不足しているとのことです。
自衛隊の方が言っておられましたが、冷蔵庫を持ってきていないので、肉や魚が
供給できていないそうです。
免疫力が落ちて、感染症に罹りやすくなるでしょうし、体温も上がりにくくなるでしょう。
持病をお持ちの方など、症状の悪化も気にかかります。
缶詰類や常温で保存可能なレトルトの肉料理、魚肉ソーセージ、卵など、届けばよいですね。
野菜は、例えば、切り干し大根なども利用できそうです。
豆なども水煮のレトルトが活用できるのではと思ってみます。
調理できる環境が整備されている避難所に限ることかもしれませんが・・・
気持ちを落ち着かせる為には、甘いものもほしいところです。
仙台名菓「萩の月」の会社が、出荷できない製品を避難所に配ったそうです。
きっと喜ばれただろうと思います。
栄養士のボランティアも必要になってきているようです。
たくさんの避難した方を抱える避難所で、大量の給食を調理する時に、給食業務を
マネージメントできる栄養士が必要とされるのだそうです。
栄養士さん、結婚や出産育児で職場を離れた人もいると思います。
ここはひとつ、腕の見せ所ではないでしょうか?
ボランティアに行ける体力、自己完結できる能力も必要かと思いますが。
ほのこは、足弱がなければと、悔やんでなりません。